ポーランドの山岳地帯の村、ピヴニッチナで作られたウールの手袋です。木製の型に経糸を張り、手紡ぎの緯糸を巻き付けて織って(編んで)います。
作り手:エヴァ・ソヴィンスカさん
素材:ウール100% 手紡ぎ
お手入れ:ウール専用の洗剤でぬるま湯を使って手洗い。脱水可能。乾燥機不可
サイズ:長さ25cm 手囲い21.5 cm (S-SM)
S~M小さめくらいのサイズです。素手の手囲みは19−20cm 前後だとちょうど良いかと思います。
山岳地帯では昔から羊飼いが暮らし、春から秋にかけては、山の丘陵で羊が放牧されています。
ピヴニッチナ村の人々は、ブラックハイランダー(Czarni górali 黒い山岳民族)と呼ばれています。これは、この土地の原種の黒い羊のウールから作る、彼らが着る民族衣装から来ているそう。
昔からカルパチア山脈にある村々では、ウールの織物や編み物を沢山作ってきました。今回ご紹介するのは、ピヴニッチナ村の「御者(荷馬車乗り)の手袋」。
冬は雪ぶかい山岳地帯、御者が森に木を切り出しに行ったりする際に手が冷えないように使われたのがこの手袋の始まりでした。
今はピヴニッチナ村だけに残る伝統工芸です。ピヴニッチナには今20人の作り手がいて、伝統工芸の保存に努めています。
この手袋は、2022年にはポーランドのユネスコ無形文化遺産に登録されました。
昔は男性の仕事でしたが、今は主に女性たちが、手袋だけではなく、帽子なども作っています。
ポーランド 手紡ぎ手織り 御者の手袋 S-SM
¥17,800価格
消費税込み